11月19日(日)、小山台遊園を主会場に第11回要援護者支援避難訓練を実施しました。
ポスター
今回の訓練も昨年同様に、見学席は設けず、参加者全員に何らかの役割を担ってもらうことにしました。そして、要援護対象会員には緊急告知ラジオの視聴と「安否確認黄色旗」の掲示をするという形での参加を要請しました。
看板・・・開始1時間前、防災役員による準備開始
割り当てられた役割ごとに集まり…
チーフからの説明と打合せ
都の「関東大震災100年自治会防災力強化助成」により今年度購入した大型蓄電池を設置し、ソーラーパネルで発電しながら、会場の電力として使用
今回、J.comが密着取材しました
模擬発災・・発災告知担当チームが自治会内を巡回し、ハンドスピーカーでサイレンを鳴らし「発災」を知らせます
開始宣言で訓練開始
「安否確認」チームはトランシーバーを手に巡回します
「要援護者」登録会員は「安全確認黄色旗」を門前に掲示することで、この訓練に参加します・・・旗をリボン結びにしてくれました
安否確認チームから本部へトランシーバーで現状が報告され、その情報はボードの地図に記録され、けが人がいれば救出班が出動します
会員宅の階段を借りて、エクセルチェア(人を載せて階段を上下できる椅子)の訓練
毎回、重症けが人を設備の整った「ライフパートナーこぶし」まで搬送しています。ただ、いつもは、こぶしの門前までで終わっていましたが、今回は、収容する部屋を用意してもらい、その部屋まで搬送する訓練ができました。
前田自治会長がケガ人役となり、担架リヤカーで搬送します。
こぶしの構内までリヤカーで搬入
用意された部屋へ担架で搬入
自治会館では炊き出し班がアルファ米を作成・・・終了時に参加者にプレゼント
避難訓練も10年を超え、次の10年に向け、まだまだ解決すべき課題があるでしょう。さらなる進化を願っています。
氷川台自治会