5月28日(日)小山台遊園・自治会館を会場に防災訓練を実施しました。
ポスター
氷川台自治会では、今年度4月の総会において、大きな人事の移動がありました。林・自治会長が退任し、前田・防災会長が新自治会長に就任、海東・防災副会長が防災会長に就任しました。自治会の役員15名は、毎年ほぼ全員が入れ替わりますが、防災会役員(20名前後)は、その役割の性質上、任期なしとなっており、防災会発足から12年間継続している役員もいます。その防災会は今回、高齢等で退任する役員が多く、新加入の役員もあって、新編成での出発となりました。そこで、今回の防災訓練は、体制の地固めを優先させ、ほぼ昨年と同様の内容で実施することになりました。もちろん、昨年の反省から改良は加えています。
その昨年度の訓練は、コロナ禍は終息にはいたらないものの、一応の落ち着きを見せているので、参加枠を全会員に広げ、密集はまだ避けるべきということで、見学の参加はなし、参加者はそれぞれの訓練に直接関わってもらうということで実施されました。
訓練は、以下の6つの部門に分かれて実施しました。
・【情報収集】巡回地図をもとに被害確認シートに状況を記載、実際の災害時をイメージする訓練。
・【消火】模擬消火器での消火訓練、給水ポンプの起動訓練、スタンドパイプの使用訓練。
・【会館内一時避難所】ポップベッド(簡易ベッド)、間仕切り設置、救急箱等備品の確認。
・【屋外一時避難所】発電機の起動訓練や照明器具点検。簡易トイレを設置訓練。
・【救出救護】…避難所用のテント、段ボールベッドの組み立て。AEDの使用訓練。
・【炊き出し】…調理器具点検。アルファ米調理。かまどベンチ点検。
看板
防災役員による開始前準備作業
開会
前田・自治会長
海東・防災会長
本部
初期消火訓練準備
一次避難所設営
段ボールベット組み立て・AED準備
発電機操作
簡易トイレテントの組み立て
汚物の凝固シート実験
炊き出し・アルファ米調理
昨年同様、2時間内終了の予定での実施でした。70名の参加者は、それぞれの部門に割り当てられて参加し、その後、他部門も見学、あるいは参加して体験しました。
今回も、東久留米市消防署新川出張所より7名の消防士に参加していただき、アドバイスをいただきました。また、市・防災防犯課からは2名が参加してくれました。新体制の防災会にとっても、新たな基礎固めができた、有意義な訓練となりました。
氷川台自治会