「健康とストレスの発散を兼ねて!」とスタートした「くるねっと わくわくウォーキング」、
8回目となる今回、前回と同じ「小平グリーンロード」を元気に歩きました。
【コース紹介】 東久留米を飛び出してちょっと郊外へ、今回もウォーキングのスタートは、鷹の台駅です。
鷹の台駅に集合した参加者は18名です。
◇鷹の台駅 ⇨<小平グリーンロード(玉川上水緑道)>⇨ 小平市ふれあい下水道館
⇨<小平グリーンロード>⇨ 小川水衛所跡 ⇨ 小平市平櫛田中彫刻美術館 ⇨
解散(一橋学園駅付近)
鷹の台駅でのミーティングで、担当からのコース説明、暑さ対策、注意事項などの話が終わり、10時過ぎ、鷹の台駅を出発しました。今日の行程は、おおよそ3.5㎞、幸いこの日は太陽を雲が覆い隠し、いくらか楽な感じではありましたが、水分補給は欠かせません。歩き始めて直ぐの、小平グリーンロードへと入り、最初の目的地「小平市ふれあい下水道館」へ向かいました。
緑の木立の中を歩くのは気持いいものですね。10分ほど歩くと府中街道との交差点へ、そこを右折すると直ぐに「小平市ふれあい下水道館」の茶色い建物が見えてきました。
【小平市ふれあい下水道館】 下水道館に到着して施設の概要や下水道の役割、玉川上水の現状などの説明を受け、施設の見学に向かいました。
先ずは、何と言っても日本で唯一、本物の下水道の中に入れる、下水道体験ですね。
地下5階に到着して、いよいよ内径4.5mの下水道管の中に入ります。臭いは? 強烈な臭いに期待していた人には、期待外れであったかも。思っていたよりも強い臭いは感じられませんでしたが、貴重な体験でした。
その他、私達の生活に不可欠な様々な下水道設備や資料が展示されていて、皆さん、身近なことだけに、興味深く見学していました。
【玉川上水 小川水衛所跡】 小平市ふれあい下水道館を出て、しばらく小平グリーンロードを歩き、ここは、玉川上水に設けられた「小川水衛所跡」です。
ここは、玉川上水の水を守るため、水番人と呼ばれる人が常駐し、水量の確認や周辺の巡回、清掃などを行っていた場所とのこと。淀橋浄水場の廃止とともに、玉川上水の水の流れも途絶え、この小川水衛所の役割も終わり、現在、その設備だけが残され保存されています。
参加の皆さんが覗き込んでいるのは玉川上水の流れ。淀橋浄水場の廃止とともに途絶えた水の流れは、その後の清流復活事業でその流れを取り戻し、今、こうして玉川上水の散策を楽しむことが出来る様になったとのこと。
【小平市平櫛田中彫刻美術館】 小川水衛所跡から直ぐのところに、懐かしい、そして、小平市のシンボルである赤く丸いポスト、その横に「小平市平櫛田中彫刻美術館」の案内がありました。
◇メモ・・・「丸いポストのまち、こだいら」、小平市内に設置されている丸いポストの数は、都内の自治体で一番多いそうです。
赤い丸いポストの横を通り過ぎると、美術館は直ぐのところでした。
美術館には、平櫛田中の彫刻作品、書をはじめ、田中が収集した彫刻、絵画、工芸品や古美術などの作品が展示されていました。中でも目を引いたのは、歌舞伎役者の六代目尾上菊五郎をモデルに、20年以上の歳月をかけて完成したと言われる「鏡獅子」は素晴らしい力作でした。
「いまやらねば いつできる わしがやらねば だれがやる」は、田中の名言ですが、107歳で没するまで制作意欲は衰えなかったと言われる所以ですね。
美術館を出て、一番近い一橋学園駅で解散、第8回くるねっとわくわくウォーキングはここで終わりました。
皆さんの協力を得て無事に終わらせることが出来ました。皆さん、お疲れ様でした。
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ウォーキングを終わって 今回も、東久留米を飛び出してちょっと郊外へ、そして、個人では訪ねる機会が少ないと思われる施設、小平市ふれあい下水道館、平櫛田中彫刻美術館を訪ねました。下水道管体験や身近にあった有名彫刻家の美術作品などなど、参加した皆さんの記憶に残るものであったならば幸いです。
活動紹介:くるねっと