※『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。
日 時:3月26日 9時~11時15分 天気:曇り
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、市内には東京都が管理している緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場などの緑地があります。
今回の活動紹介は、立野川源流部に近い「向山樹林地」の緑地保全活動報告についてです。
立野川右岸側には狭い平地がありその先は10m近い高低差のある斜面が続きます。その斜面沿いには多くのマダケが生えて密植状態にあり、竹林全体が薄暗いです。今日は、その竹の間伐とクズ蔓除去、ゴミ拾いなどの活動を行いました。
活動には人手が必要です。自然を愛する方々の参加をお待ちしています。
活動内容については、以下の写真をご覧ください。
⇒写真を左クリックすると大きな写真になります。
※写真: マダケは生長すると5mから20m程まで伸びます。大風など吹くと隣接住宅への被害もあり得ます。以前は擁壁沿いにも生育していましたが危険回避のためセットバックさせています。
今後も、年間活動予定表に基づき市内各地の雑木林の保全活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です、皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6313)まで連絡してください。 尚、参加を希望する際には新型コロナウイルス感染症対策の徹底をお願いします。
〔4月の活動予定〕1日(金)午前・歴環小山/午後・歴環野火止、9日(土)南沢緑地、15日(金)南町緑地、23日(土)南沢苗圃、30日(土)午前・氷川台緑地/午後・南沢樹林地
〔5月の活動予定〕6日(金)小山緑地、14日(土)前沢緑地(含む森の広場)、20日(金)午前・学芸大雑木林/午後・金山緑地、28日(土)歴環下里
※6月以降の活動日については『情報サイトくるくるチャンネル』内の当団体のプロフィールをご覧ください。また、各緑地には『活動案内板』を掲示しております。
※写真: 竹類は人による管理が滞ると荒廃して人を寄せ付けない状態になります。毎年間引きをしながら適度な空間と陽が射し込むようにする必要があり非常に手間のかかる仕事です。
※写真:今回の活動中に顔を見せてくれた白い花を咲かせた「スミレ科アオイスミレ」とタケノコの様な花を咲かせた「アヤメ科セキショウ」で、その右端の植物は「ケシ科ムラサキケマン」です。
※活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!