※『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。
日時:9月30日 9時~14時30分 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回は、湧水と孟宗竹で有名な東久留米市管理の「竹林公園」および平成の名水百選にも選ばれた湧き水が日量1万トンにも及ぶ東京都管理の「南沢緑地保全地域」での緑地保全活動報告についてです。
午前中は、竹林公園で広場内の草刈りや樹木剪定などの活動を行いました。午後からは、南沢緑地の東側で草刈や竹の整理などの活動を行いました。結果として、少しだけですが、足元が開け保護柵内がスッキリして林の中も見通しが良くなっています。
季節は本格的な秋を迎えます。コロナ禍で運動不足の方など環境の良い雑木林へ出かけてご一緒に保全活動など如何でしょうか!
活動には人手が必要です。自然を愛する方々の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
⇒写真を左クリックすると大きな写真になります。
※写真〔竹林公園〕:公園内の広場付近での草苅作業です。立ち入りを制限している弓型柵が見えないほどの草むら状態でしたが、活動後はそれらが解消されています。
※写真〔南沢緑地〕:南沢氷川神社の参道から緑地内へと続く散策路沿いの草刈り作業です。散策路は中央部以外は藪状態でしたが歩きやすくなり、林縁沿いも2mほど刈込んで見通しが良くなっています。訪れる皆さんも安心して湧水池まで散策を楽しめるはずです。
今後も、年間活動予定表に基づき市内各地の雑木林の保全活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です、皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6313)まで連絡してください。 尚、参加を希望する際には新型コロナウイルス感染症対策の徹底をお願いします。
〔10月の活動予定〕8日(土)向山樹林地、14日(金)午前・歴環小山/午後・歴環野火止、22日(土)南沢苗圃、29日(土)南沢緑地
〔11月の活動予定〕4日(金)南町緑地、12日(土)歴環下里、18日(金)前沢緑地(含む森の広場)、26日(土)午前・氷川台緑地/午後・学芸大雑木林
※12月以降の活動日については『情報サイトくるくるチャンネル』内の当団体のプロフィールをご覧ください。また、各緑地には『活動案内板』を掲示しております。
※写真:今回の活動中に観察した生きものです。陽だまりで羽を広げてくれたシジミチョウの仲間:ムラサキシジミと竹林内のアズマネザサにとまっていたイトトンボの仲間:ホソミイトトンボです。
自然の中での活動になりますので、毎回色々な生きものと遭遇します。それも楽しみの一つです。
※活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!