※『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。
日時:4月22日 8時10分~15時30分 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、市内南沢3丁目にある東京都の南沢緑地保全地域で行った東京グリーンシップアクションについての報告です。この取り組みは、企業やNPO、ボランティア団体および東京都が連携して行う自然環境保全活動事業です。詳しくは、東京都環境局のホームページをご覧ください。
今回の開催では、都内で唯一『平成の名水百選』に選ばれた緑地内の湧水群を観察した他、参加者が協働で緑地中央広場西側保護区(約700㎡)の立入制限のためのロープ柵を更新しました。そして、保全活動に参加された企業の皆様は、予定を全てやり遂げて満足した様子で帰宅の途に付きました。南北に延びる散策沿いの約70mの区間で1m高✕150m間隔で木杭を立て上下2段のロープを通しました。時間の関係で古いロープ柵はそのまま残っています。今後の活動の折、徐々に撤去していく予定でおります。
その他、緑地内ではナラ枯れ病に罹患した樹木や枯れたエゴノキなども見られました。目印としてオレンジ色のテープを巻いてありますが、落枝や倒木の危険がありますので注意ください。
活動には人手が必要です。自然を愛する方々の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真: 参加された企業の皆さんが、『東久留米の湧水マップ』見ながら緑地内の湧水についての説明を聞いているところです。
今後も、年間活動予定表に基づき市内各地の雑木林の保全活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です、皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6313)まで連絡してください。 尚、参加を希望する際には新型コロナウイルス感染症対策の徹底をお願いします。
〔4月の活動予定〕29日午前・氷川台緑地/午後・南沢樹林地 ※
〔5月の活動予定〕5日(金)小山緑地、13日(土)前沢緑地(含む森の広場)、19日(金)午前・学芸大雑木林/午後・金山緑地、27日(土)歴環下里
※6月以降の活動日については、『情報サイトくるくるチャンネル』内の当団体のプロフィールをご覧ください。また、各緑地には『活動案内板』を掲示しておりますのでそちらもご覧ください。
※写真: 企業の皆さんが普段は持つことの少ない『カケヤ』や『ノコギリ』、『カナヅチ』、『スコップ』などを手にして約70mの区間に木杭とロープ、カスガイを使って見事に『ロープ柵』を作り上げました。
※写真: 最初の写真が、木杭を立てているときに落葉の中から現れたムカデの仲間で『セスジアカムカデ』です。次の写真がクーラーボックスにとまっていた水辺付近に生息しているカワゲラの仲間で『オナシカワゲラ』です。
※活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!