※『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。
日時:11月4日 9時~14時 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、市内南町3丁目にある南町緑地保全地域と南町森の広場で行った緑地保全活動についてです。森の広場では、ナラ枯れ病が原因で散策路を塞ぐように倒れたていたクヌギの除去や落枝整理作業。緑地保全地域では、草刈や樹木の剪定、投棄されたゴミの回収などを行いました。ナラ枯れ病とは、キクイムシの開けた傷口からナラ菌が入り込み樹木を枯らしてしまう病気です。市内でも病気になっている樹木が多くみられます。落枝や倒木の危険がりますので注意ください。
活動には人手が必要です。自然を愛する方々の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真:倒れていたのはクヌギの木で幹の径が30cmほどありました。散策路を塞いでいた事から150㎝程の長さで玉切りして整理しました。
※写真:散乱した落枝を集めて粗朶風に整理しました。一定方向に揃えるなどしたことから見かけも良くなったかと思います。
※写真:活動の中で林床を暗くしていたシラカシを強剪定しました。更にシラカシの枝は落葉溜めの立子として再利用しました。
※写真:活動時に観察した生きもので、順番に足が異様に長い『ザトウムシの仲間』、これからの時期に花を咲かせる『ヤツデ』、今が盛りの『キク科ヤクシソウ』です。ヤクシソウは、2年草であり生育場所の減少もあり市内では観察が難しくなった在来種です。
今後も、年間活動予定表に基づき市内各地の雑木林の保全活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です、皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6313)まで連絡してください。 尚、参加を希望する際には新型コロナウイルス感染症対策の徹底をお願いします。
〔11月の活動予定〕12日(土)歴環下里、18日(金)前沢緑地(含む森の広場)、26日(土)午前・氷川台緑地/午後・学芸大雑木林
〔12月の活動予定〕2日(金)南沢樹林地、3日(土)歴環野火止※野火止用水6市共同クリーンデー、10日(土)小山緑地、16日(金)金山緑地、24日(土)柳窪緑地
※2023年1月以降の活動日については『情報サイトくるくるチャンネル』内の当団体のプロフィールをご覧ください。また、各緑地には『活動案内板』を掲示しております。
※活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!