※『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。
日時:8月14日 9時~14時20分 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の報告は、小山1丁目付近を流れる黒目川河岸段丘上にある、東京都指定:小山緑地保全地域で実施した緑地保全活動についてです。
この緑地保全地域の東側には、境界沿いに西武池袋線が走っています。緑地側からは眼下を頻繁に走る電車を望むことが出来ます。今日は、この境界部分の内側に小雑木林を再生するための保護活動を行いました。その他、倉庫周辺部が草木で覆われていた事から周辺部の草刈りを行いました。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
⇒写真を左クリックすると大きな写真になります。
※写真: 向かって左側が西武池袋線です。昨年、林縁部を5m幅で皆伐したことから陽当たりがよくなり樹木は萌芽してアズマネザサやクズなどの植物は大繁茂状態です。今後、業者が草刈りを予定していることから小雑木林再生用の樹木に赤い目印を付けて周辺部を草刈りしているところです。
今後も、年間活動予定表に基づき市内各地の雑木林の保全活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です、皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6313)まで連絡してください。 尚、参加を希望する際には新型コロナウイルス感染症対策の徹底をお願いします。
〔8月の活動予定〕19日(金)金山緑地、27日(土)午前・歴環小山/午後・歴環野火止
〔9月の活動予定〕2日(金)午前・柳窪ケヤキ森の広場/午後・柳窪緑地、10日(土)南沢緑地周辺部(グリーキャンパスプログラム)、16日(金)前沢緑地(含む森の広場)、17日(土)竹林公園/向山樹林地、24日(土)歴環下里、30日(金)南沢緑地
※10月以降の活動日については『情報サイトくるくるチャンネル』内の当団体のプロフィールをご覧ください。また、各緑地には『活動案内板』を掲示しております。
※写真:緑地北側から始まった目印付け作業は、お昼までに南側外れまで終えることが出来ました。今後は、業者の草刈が行われるほか我々の樹木・野草保護のための管理作業も継続する必要があります。5年程経過すると小雑木林の全体が見えてくるかと思います。
※写真: お盆の時期ですが森の中では多くの生きものが姿を見せました。順にニホンカナヘビ、クロカナブンとヨツボシオオキスイ、ニイニイゼミ、ツクツクボウシ、ヒガンバナ科ナツズイセンです。
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!