日時:8月27日 9時~15時 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、市内小山5丁目および野火止2丁目にある野火止用水沿いに残された東京都の歴史環境保全地域で行った緑地保全活動についてです。
午前中の活動場所は、小金井街道松山3丁目交差点の東側にある雑木林です。緑地東側(久留米ヶ丘病院側)の散策路沿いの草刈りを行いました。その他、この緑地の北側地区には北西側から南東側に向けて抜け道的な散策路あり、オオスズメバチが樹液に集まっていた事から散策路を閉鎖しました。
午後の活動場所は、都立久留米西高校裏手にある用水沿いに残された雑木林です。会の倉庫周辺部の草刈りおよび散策路沿いを草刈りしました。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
⇒写真を左クリックすると大きな写真になります。
※写真:歴史環境保全地域の小山地区の北西から南東間に通っている散策路内に生育中のクヌギの樹木に集まっていた「オオスズメバチ」です。営巣先はいずれか不明ですが樹液を求めて10匹以上飛来を繰り返していました。
※写真:南東側出入口付近に設置した危険を知らせる赤いマーキングテープとお知らせ版です。お知らせ版の先に見える樹木が、問題の径60㎝ほどのクヌギの樹木です。「注意してください。」
今後も、年間活動予定表に基づき市内各地の雑木林の保全活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です、皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6313)まで連絡してください。 尚、参加を希望する際には新型コロナウイルス感染症対策の徹底をお願いします。
〔9月の活動予定〕2日(金)午前・柳窪ケヤキ森の広場/午後・柳窪緑地、10日(土)南沢緑地周辺部(グリーキャンパスプログラム)、16日(金)前沢緑地(含む森の広場)、17日(土)竹林公園/向山樹林地、24日(土)歴環下里、30日(金)南沢緑地
〔10月の活動予定〕8日(土)向山樹林地、14日(金)午前・歴環小山/午後・歴環野火止、22日(土)南沢苗圃、29日(土)南沢緑地
※11月以降の活動日については『情報サイトくるくるチャンネル』内の当団体のプロフィールをご覧ください。また、各緑地には『活動案内板』を掲示しております。
※写真: 小山地区で設置倉庫周辺部と散策路沿いで草刈りを行っているところです。
※写真:野火止地区で散策路沿いと緑地内部で草刈りを行っているところです。
※写真: 両緑地で活動時に観察した爬虫類や植物、昆虫です。順に「ニホンナカンヘビ」、今が盛りの「キジカクシ科コバギボウシ」、オオブタクサなどに集まる北米原産のハムシの仲間「ブタクサハムシ」、秋に鳴く代表的な昆虫の一つ「アオマツムシ」です。その他、多くの昆虫を観察しました。
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!