※『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。
日時:1月20日 12時30分~15時 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、東久留米市(南沢3丁目)のほぼ中央部にあり、清らかな湧水で有名な東京都管理の南沢緑地保全地域で行った緑地保全活動についてです。
この緑地では、南沢氷川神社参道沿いに生育する樹木やモウソウダケなどが危険木として5mから10mほどセットバックされました。結果、林縁部はこれまで以上に陽当たりが良くなり多くの植物にとっては繁茂しやすい環境になっています。今の時季は多くの野草が春先の芽生えを待っているか、林床でロゼット状態にあります。そこで、植物の芽生えを促すために林床を暗くしているスギの伐採および枯れ草などを除去する活動を行いました。
活動には人手が必要です。自然を愛する方々の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真: 昨年秋ごろに珊瑚状の赤い実を付けていたソクズが枯れて150㎝ほどの茎だけが林立していました。その他、ミョウガやヤブミョウガなど多くの植物の枯れた茎・葉などが林床を覆っていました。それらをカマや剪定ばさみ、クマデを使って整美しているところです。春頃にはイチリンソウやニリンソウが可憐な白い花を咲かせてくれると思います。
※写真: 沢沿いには径30㎝ほどのスギの木が立っていました。落枝が多い他、周辺部が薄暗くなり植物が生えにくくなります。そのため伐採して枝払いや玉切りして整理しました。春以降の多種多様な野草の芽生えを楽しみにしています。
今後も、年間活動予定表に基づき市内各地の雑木林の保全活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です、皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6313)まで連絡してください。 尚、参加を希望する際には新型コロナウイルス感染症対策の徹底をお願いします。
〔1月の活動予定〕28日(土)小山緑地
〔2月の活動予定〕3日(金)午前・氷川台緑地/午後・金山緑地、11日(土)前沢緑地(含む森の広場)、17日(金)午前・歴環小山/午後・歴環野火止、25日(土)柳窪緑地
※2023年3月以降の活動日については、広報の準備が整い次第お知らせいたしますのでお待ちください。
※活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!