※『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。
日時:1月28日 9時~15時 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の報告は、小山1丁目付近を流れる黒目川河岸段丘上にある、東京都指定:小山緑地保全地域で実施した緑地保全活動についてです。
この保全地域の東側には、境界沿いに西武池袋線が走っています。緑地側からは、眼下を頻繁に走る電車を望むことが出来ます。今日は、線路と中央広場に挟まれた雑木林において林床を暗くしている常緑樹の伐採および落下の危険のある架かり枝の撤去、倒木の恐れのある枯損木の伐採、落葉溜め修理などの活動を行いました。
活動には人手が必要です。自然を愛する方々の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真:径が20㎝ほどの「ブナ科シラカシ」の伐採作業において樹木が徐々に傾斜し始めているところです。この後、蝶番の役目をする「ツル」部分が残って安全にゆっくりと倒れました。
※写真:最初の写真が安全に樹木を倒すために牽引ロープで引いているところです。 次が倒れた樹木の枝を切り取っているところです。最後が幹部分を玉切りしているところです。最後にすべてを廃材置場へ運搬して一つの作業を終えます。
※写真:最初の活動写真は元の落葉溜め周辺部で枠作りのために木杭を打込んでいるところです。そして、次の写真が完成した新しい落葉溜めです。この落葉溜めは、周辺部の方々が通りに積もる落葉を持ちこむ場所として利用しています。
※写真:今回の活動では工具類の棚卸も実施しています。その際、冬眠していた体長10㎝程のニホンヤモリが現れました。作業後にごめんなさいと言う気持ちで倉庫内へ戻してあげました。
今後も、年間活動予定表に基づき市内各地の雑木林の保全活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です、皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6313)まで連絡してください。 尚、参加を希望する際には新型コロナウイルス感染症対策の徹底をお願いします。
〔2月の活動予定〕3日(金)午前・氷川台緑地/午後・金山緑地、11日(土)前沢緑地(含む森の広場)、17日(金)午前・歴環小山/午後・歴環野火止、25日(土)柳窪緑地
〔3月の活動予定〕3日(金)歴環下里、11日(土)南沢緑地、17日(金)柳窪緑地、18日(土)午前・竹林公園/午後・南沢苗圃、25日(土)午前・向山樹林地/午後・学芸大雑木林、31日(土)午前・歴環小山/午後・歴環野火止
※2023年4月以降の活動日については、広報の準備が整い次第お知らせいたしますのでお待ちください。
※活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!