※『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。
日時:1月6日 9時~14時45分 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、市内南町3丁目にある南町緑地保全地域と南町森の広場で行った緑地保全活動についてです。枝葉が繁茂して林床を暗くする常緑樹の伐採と整理、クヌギやコナラなどの落葉樹の落葉掃き、投棄された植木用廃土処分およびゴミ拾いなど行いました。その他、緑地内ではナラ枯れ病に罹患した樹木が多くみられます。枯損した樹木の落枝や倒木の危険がりますので注意ください。
活動には人手が必要です。自然を愛する方々の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真: 径が15㎝程のシラカシを伐採した直後です。この後、枝は全て切り落として幹は150㎝程の長さで玉切りして、廃材置場で積載しました。このシラカシ周辺部には陽が射し込むようになり、多種多様な野草が芽を出すと思われます。
※写真: 林床に分厚く積もっていた落ち葉をクマデでかき集めている様子と落葉を投入後の落葉溜めの様子です。
※写真: 活動時に観察した生きものです。最初は落葉掃きをすると必ず顔を見せる「モズ」、次が棚卸し時に毎度観察する倉庫に住み着いている「ニホンヤモリ」、3番目が落葉の下から顔を出した「タチツボスミレ」、最後が市内では初めて観察したカメムシの仲間「ヒゲナガサシガメ」です。最初は、ナナフシの種類かと思いましたが調べるとカメムシの仲間でした。
今後も、年間活動予定表に基づき市内各地の雑木林の保全活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です、皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6313)まで連絡してください。 尚、参加を希望する際には新型コロナウイルス感染症対策の徹底をお願いします。
〔1月の活動予定〕14日(土)歴環下里、20日(金)午前・年次総会/午後・南沢緑地、28日(土)小山緑地
※2023年2月以降の活動日については、来年1月に予定しております弊会の年次総会後にお知らせいたします。それまでお待ちください。
※活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!