※『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。
日時:11月11日 9時~15時 天気:曇
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、東村山市と東久留米市(下里6丁目)の市境を西から東へと流れる野火止用水沿いにある東京都管理の野火止用水歴史環境保全地域で行った緑地保全活動についてです。
この緑地は、東西に350mx南北50mほどある細長い緑地です。2年ほど前、危険木対策として林縁部の樹木を約5m幅でセットバックしています。今回は、皆伐樹木から萌芽した多数の「ひこばえ」を3本ほど残す「もやわけ」と言う作業を行いました。今後は、高さが4mほどの低層林に育てていく方針です。その他、野火止用水沿いの散策路用ロープ柵の一部更新も行っています。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真:クヌギの木の「もやわけ」作業の様子です。写真に向かって右下に径40㎝ほどのクヌギの切り株があり、3本のひこばえを残した「もやわけ」を行いました。手前の切り株からは2本のひこばえが見えています。今後のこれらの樹木の生長が楽しみです。
今後も、年間活動予定表に基づき市内各所の雑木林で活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です。皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6316)まで連絡してください。
〔11月の活動予定〕17日(金)前沢緑地(含む森の広場)、25日(土)午前・氷川台緑地/午後・学芸大雑木林
〔12月の活動予定〕1日(金)南沢樹林地、2日(土)歴環野火止、9日(土)小山緑地、15日(金)金山緑地、23日(土)柳窪緑地
※来年1月の活動日については、『情報サイトくるくるチャンネル』内の当団体のプロフィールをご覧ください。また、各緑地には『活動案内板』を掲示しておりますのでそちらもご覧ください。
※写真:この場所は約150mの区間がセットバックされており多くの樹木を再生させています。ひこばえが1mから大きなものでは3m程まで育っています。大切に見守ってください。
※写真:野火止用水に架かるぐみの木橋から下流部にある散策路沿いの朽ちた木杭などを擬木に変えました。今後、少しずつ新しい擬木やロープに更新していきます。
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!