※『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。
日時:11月3日 9時~14時30分 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、市内南町3丁目にある南町緑地保全地域と南町森の広場で行った緑地保全活動についてです。東久留米市が管理している一部緑地では、散策路沿いにロープ柵が設置されています。多くは、10年以上前に市と共同で設置しました。数年程前から木杭が朽ちたことによる、修繕作業が多くなっていました。そのため、市から部材提供を受けて南町森の広場の一部区画を更新しました。
今の時季は「スズメバチ」などが冬に備えて活発に活動しています。特に散策路沿いのクヌギなどは要注意です。散歩する際には気を付けてください。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真:この写真は緑地中央部の市道側から北西側の新たに設置したロープ柵の状態です。部材の本数の関係から、180㎝間隔で極力曲がりを少なくする形で雑木林を囲むように設置しています。林床の植物や多くの生きものを保護するためのものです。大切に見守ってください。
今後も、年間活動予定表に基づき市内各所の雑木林で活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です。皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6316)まで連絡してください。
〔11月の活動予定〕11日(土)歴環下里、17日(金)前沢緑地(含む森の広場)、25日(土)午前・氷川台緑地/午後・学芸大雑木林
〔12月の活動予定〕1日(金)南沢樹林地、2日(土)歴環野火止、9日(土)小山緑地、15日(金)金山緑地、23日(土)柳窪緑地
※来年1月の活動日については、『情報サイトくるくるチャンネル』内の当団体のプロフィールをご覧ください。また、各緑地には『活動案内板』を掲示しておりますのでそちらもご覧ください。
※写真:これまでのロープ柵の撤去から擬木などの資材に運搬、新たな擬木の打込、ロープ張りなどの作業時の様子です。1日かかりましたが約150mの雑木林の一つの区画を囲むように新たなロープ柵を設置しました。
※写真:次は森の広場や保全地域内で観察した植物や昆虫です。順番に「ホトトギス」、市内では観察が珍しくなった「ヤクシソウ」、落葉溜めの中にいた「カブトムシ」の幼虫です。※撮影後に埋め戻しました。
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!