※『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。
日時:8月26日 9時~13時30分 天気:晴のち曇り
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、市内野火止2丁目にある野火止用水沿いに残された東京都の歴史環境保全地域で行った緑地保全活動についてです。
活動予定表では、午前中が小金井街道松山3丁目交差点の東側にある雑木林でした。危険木が多数ある事から歴環野火止において一日活動に変更しています。
通行者の安全確保のための倒木処理および野草保護のための草刈りと保護柵設置などの作業を行いました。
この緑地内でも倒木や落枝が実際に起こっています。緑地内を散策する際には足元および頭上にも十分に注意してください。
今回も熱中症警戒アラートも発令されており、少し動いただけでも汗がしたたり落ちるほどで全身がびっしょりでした。そのような訳で参加の呼びかけは出来ませんが、涼しくなりましたら是非参加ください。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真:この緑地の南西側には東久留米市の野火止遊園が併設されています。公園と緑地を行き来できる散策路があり幹径25㎝ほどの倒木が塞いでいました。それらを玉切りして通行可能な状態にしているところです。
今後も、年間活動予定表に基づき市内各所の雑木林で活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です。皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6316)まで連絡してください。
〔9月の活動予定〕1日(金)午前・柳窪ケヤキ森の広場/午後・柳窪緑地、9日(土)南沢緑地周辺部(グリーンキャンパスプログラム)、10日(日)予備日、15日(金)前沢緑地(含む森の広場)、16日(土)午前・竹林公園/午後・向山樹林地、23日(土)歴環下里(体験PGM)、30日(土)南沢緑地
〔10月の活動予定〕6日(金)向山樹林地、14日(土)午前・歴環小山/午後・歴環野火止、20日(金)南沢緑地、28日(土)南沢苗圃(体験PGM)
※11月以降の活動日については、『情報サイトくるくるチャンネル』内の当団体のプロフィールをご覧ください。また、各緑地には『活動案内板』を掲示しておりますのでそちらもご覧ください。
※写真:手分けして野草保護のためのアズマネザサを刈取っているところです。更に貴重種を守るために保護柵を設置しました。そして日本の侵略的外来種ワースト100に指定されている「キク科オオブタクサ」を根ごと抜き取り駆除しました。この緑地が少しずつ良い環境になるように活動しました。
※写真:活動中に観察した生きものです。バッタの仲間のクサキリとヘルメットに纏わり付いていたカマキリの仲間のハラビロカマキリです。また、この夏を惜しむかのようにミンミンゼミやツクツクボウシが泣いていた他、クマバチやスケバハゴロモ、オオカマキリなども観察しています。
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!