※『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。
日時:10月20日 9時~15時 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。更に、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、東久留米市のほぼ中央部にあり、清らかな湧水で有名な東京都管理の南沢緑地保全地域(南沢3丁目)中央部で行った緑地保全活動についてです。
主な活動は、緑地中央部にある広場と隣接水道局の間にある萌芽更新地区での管理作業です。萌芽更新樹木の「もやわけ:切り株から育った枝の生長を助けるため、良いものを選び不要な枝を切る作業です。」およびアズマネザサや蔓性植物などの刈取り、灌木類の間伐と剪定、それらの整理作業など行いました。
通常の緑地保全活動時には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真:昨日時点での南沢緑地保全地域内にある雑木林再生地区の様子です。大きな樹木はなく多種多様な樹木で構成された小雑木林になっています。林床に陽の光が差し込む良い環境になっています。
※写真:林床に生えているアズマネザサの刈取りや樹木の剪定、伐採した樹木の整理作業の様子です。沢山の陽を浴びた色々な植物が育ち大変な状態でした。
※写真:伐採したサクラの木から萌芽した枝のもやわけ作業や伐採枝の整理作業、フェンスに絡んだ蔓植物の除去作業の様子です。今回は、比較的涼しい日でしたが大忙しで汗ばむ状態でした。
※写真:活動中に観察した生きものを紹介します。最初が地衣類と思われる生きものが作り出した不思議な模様とカタツムリの仲間「ミスジマイマイ」です。
今後も、年間活動予定表に基づき市内各所の雑木林で活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です。皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6316)まで連絡してください。
〔10月の活動予定〕26日(土)南沢苗圃
〔11月の活動予定〕1日(金)南町緑地、9日(土)歴環下里、10日(日)柳泉園雑木林、15日(金)前沢緑地(含む森の広場)、23日(土)午前・氷川台緑地/午後・学芸大雑木林、南沢緑地、30日(土)向山樹林地
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
※森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。