日時:3月1日 9時~15時 天気:曇り後晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、東村山市と東久留米市(下里6丁目)の市境を西から東へと流れる野火止用水沿いにある東京都管理の野火止用水歴史環境保全地域で行った緑地保全活動についてです。
この緑地は、東西に350mx南北50mほどある細長い緑地です。今から13年前に樹木を皆伐して雑木林を再生させた区画があります。再度更新するためクヌギやムクノキ、ウワミズザクラ、ミズキなど計10本伐採して整理しました。この作業については、春間近な事から一旦終了して秋以降に再開予定でいます。
尚、昨年雑木林再生のために伐採した樹木は多くが萌芽しています。合わせて種から育った「クヌギ」や「コナラ」の苗を植樹する予定です。今後が楽しみです。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真:幹の径が25㎝ほどのムクノキを切り倒した直後の写真です。周辺部の安全確認や樹木伐採のための手順を順守しながら切り倒しました。切り口を見ると蝶番の役割を果たす「ツル」部分が良い具合に残っています。
今後も、年間活動予定表に基づき市内各所の雑木林で活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です。皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6316)まで連絡してください。
〔3月の活動予定〕9日(土)南沢緑地、15日(金)柳窪緑地、16日(土)午前・竹林公園/午後・南沢苗圃、23日(土)午前・向山樹林地/午後・南沢樹林地、30日(土)午前・歴環小山/午後・歴環野火止
〔4月の活動予定〕、5日(金)午前・南沢緑地/午後・南沢苗圃、13日(土)南町緑地、19日(金)午前・氷川台緑地/午後・学芸大雑木林、27日(土)南沢緑地
※写真:伐採対象樹木への牽引ロープ掛けそしてその樹木の牽引、樹木伐採の様子です。多くの方が樹木伐採のための講習会に参加するなどしてこの活動を行っています。
※写真:更に伐採した樹木を仲間の皆さんが手分けして幹の玉切りや枝切り、整理作業を行っている様子です。
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
※森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。