日時:3月24日 9時~14時30分 天気:曇り
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
東久留米市内には、東京都が管理している緑地保全地域の他、東久留米市管理の樹林地や森の広場などの緑地があります。今回は、立野川源流部に近い「向山樹林地(南沢3丁目)」および南沢緑地保全地域の南側の通りを挟んだ場所にある南沢樹林地(南沢3丁目)での緑地保全活動についてです。
向山樹林地では、朽ち始めていた野草保護のための弓型柵の更新および竹林管理活動など行いました。また、南沢樹林地では、大小様々な落枝およびタケの廃材の整理作業などを行いました。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真〔向山樹林地〕:野草保護のための弓型柵を設置するための部材を作っているところです。先ずはマダケを伐採して竿を2m長に玉切りします。次にナタを使って竹を割っていきますが、この写真は正に竹を割っているところです。良い具合に割れたようです。
※写真〔南沢樹林地〕:林床に落ちていた樹木の枯れた枝を整理しているところです。この枝は径が10㎝に満たないものですが大きなものでは20㎝ほどある物もありました。手分けして枝を切り落しながら見える範囲の落枝を廃材置場へ移動させました。
今後も、年間活動予定表に基づき市内各所の雑木林で活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です。皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6316)まで連絡してください。
〔3月の活動予定〕30日(土)午前・歴環小山/午後・歴環野火止
〔4月の活動予定〕、5日(金)午前・南沢緑地/午後・南沢苗圃、13日(土)南町緑地、19日(金)午前・氷川台緑地/午後・学芸大雑木林、27日(土)南沢緑地
※写真:活動中に観察した野草の仲間です。「アオイスミレ」「キランソウ」「ウラシマソウ」「セキショウ」です。他にも沢山の野草が芽生えていましたが例年と比較するとセキショウを始め生長がやや遅く感じられます。
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
※森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。