日時:5月25日 9時~15時20分 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回は、東京グリーンシップアクション(企業等がNPO法人等及び都と連携し、都の指定する保全地域において自然との触れ合い、学習、体験活動等の自然環境保全活動を行っています。※東京都環境局HPより)を開催しました。参加企業は日本電設工業株式会社で社員の方々が30名ほど参加されました。
この緑地は、東西に350mx南北50mほどある細長い緑地です。今回のイベントでは、緑地西側区画において「ロープ柵設置」および「支障樹木の間伐と剪定」、「林縁部の草刈り」活動など行いました。
参加して頂いた同社社員のお力添えにより、普段手入れのできない箇所の保全活動がかないました。今後ともご協力の程よろしくお願いいたします。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真: 作業を終えた後の集合写真です。早い時間に自宅を出た上に慣れない造園の一日作業。恐らく、疲れがあったかと思われますが、皆さん素晴らしい笑顔を見せてくれました。
※写真: 午前中の活動として林縁部と散策路沿いに新しいロープ柵を設けました。使用した擬木は「カケヤ」と2種類のバカ棒を使い一定の間隔で高さを揃えて立てました。初めて使用したようですが上手に使いこなしていました。最後の写真が散策路沿いに新設したロープ柵の様子です。初めてとは思えないほどの出来栄えです。
※写真: 午後の活動として林縁部の支障樹木伐採と剪定および草刈りを行いました。使った工具類は、普段使う事のないノコギリと高所用の長柄ノコギリ、剪定バサミ、刈込バサミです。活動後は、宅地へ届きそうな支障木が除去されて台風シーズンに備えることができた他、繁茂状態のヨウシュヤマゴボウやササなどが全て刈取られて緑地の終端まで見通せるようになりました。
※写真: 今回の活動で観察した生きもの。最初が毒性の外来植物「ヨウシュヤマゴボウ」、次がアズマネザサの群落に作られた「タヌキ」の物と思われる「獣道」、最後は社員の方が草刈り中に発見した「ナナフシ」。
今後も、年間活動予定表に基づき市内各所の雑木林で活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です。皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6316)まで連絡してください。
〔5月の活動予定〕31日(土)柳窪緑地
〔6月の活動予定〕8日(土)・9日(日)市役所市民プラザ(第28回環境フェスティバル)、14日(金)南沢緑地、15日(土)午前・竹林公園/午後・向山樹林地、22日(土)午前・柳窪ケヤキ森の広場/午後・柳窪緑地、29日(土)午前・歴環小山/午後・歴環野火止
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
※森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。