※『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。
日時:7月13日 9時~11時30分 天気:晴れ
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、氷川台1丁目付近の南側を流れる黒目川河岸段丘上にある、東京都指定:氷川台緑地保全地域(成美の森の広場)での緑地保全活動についてです。
この緑地では近々林縁部草刈工事の予定が入っており、野草および実生樹木保護等の関係で主に東側林縁部の草刈を行いました。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真:緑地東側林縁部で野草などの保護のために草刈りを始めたところです。オレンジ色の花が見えますがユリ科オニユリです。この園路の先にもオニユリが見えますが約30mの区間を5m幅で草刈しました。
※写真:今回の活動の様子です。炎天下での活動になった事から熱中症に注意しながら30分活動して15分休憩、水分補給などして園路沿いを保全しました。
※写真:広範囲に草刈したことから色々な昆虫等を観察しました。上から順に「ノコギリクワガタ」「ヒダリマキマイマイ」「ヒガシニホントカゲ」オニユリの蜜を吸う「アゲハチョウ」何年かぶりに観察した「コフキコガネ」最後が「アオバハゴロモ」です。特に梅雨の時季のためカタツムリの仲間「ヒダリマキマイマイ」を多く観察しました。
〔7月の活動予定〕19日(金)南沢苗圃、27日(土)歴環下里
〔8月の活動予定〕2日(金)午前・市庁舎会議室(夏季打合)/午後・前沢緑地(含む森の広場)、10日(土)小山緑地、歴環野火止、16日(金)金山緑地、24日(土)午前・歴環小山/午後・歴環野火止、31日(土)午前・柳窪ケヤキ森の広場/午後・柳窪緑地
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
※
森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。