※『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。
日時:8月18日 9時~15時 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、東久留米市金山町1丁目にある市立第6小学校の南側に位置する金山緑地保全地域(面積約13,000㎡)での緑地保全活動についてです。
この緑地では、危険回避やナラ枯れ病などで林縁部および枯損木など多くの樹木が伐採されました。その関係で閉鎖期間が長かった事および多数の伐採で陽当たりが良い事もあり、多種多様な植物が大繁茂状態でした。今回は、外来植物の駆除および散策路と林床の草刈、落枝整理、投棄ゴミ拾いなどの活動を行いました。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真: 要注意外来生物のキク科オオブタクサを根から抜いているところです。大きいもので茎径が5㎝を超えて
背丈も2mを超えるほどに生長します。一番良い処分方法は開花する前に抜きとる事です。今回、200本ほど抜き取りました。この緑地では少しずつですが減少傾向にあるようです。
今後も、年間活動予定表に基づき市内各地の雑木林の保全活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です、皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6313)まで連絡してください。
※写真:高温多湿および炎天下での活動になってしまいました。熱中症に注意しながら短時間活動と水分補給などしながら広範囲に草刈りすることができました。
※写真:今回の活動で観察した生きものです。上側3種が左から順に「アカアシオオアオカミキリ」「セスジツユムシ」「ノコギリカミキリ」です。下側3種が左側から順に「ヒシバッタの仲間」「コミスジ」「ヒダリマキマイマイ
」です。これら以外にも多くの生きものを観察しました。是非お出かけして観察してみてください。
〔8月の活動予定〕24日(土)午前・歴環小山/午後・歴環野火止、31日(土)午前・柳窪ケヤキ森の広場/午後・柳窪緑地
〔9月の活動予定〕6日(金)南沢緑地、8日(日)柳泉園雑木林、14日(土)前沢緑地(含む森の広場)、20日(金)歴環下里、21日(土)午前・竹林公園/午後・向山樹林地、28日(土)南沢緑地
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
※森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。