※『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。
日時:9月14日 9時~14時 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。更に、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、東久留米市の南側(前沢3丁目)に位置する、東京都の前沢緑地保全地域で行った緑地保全活動についてです。
この緑地は、北西側飛地と中央部(森の広場が隣接)、南東側飛地に分離しています。この日は、中央部において、主に林縁部の5mより緑地内側の草刈や灌木類の間伐と剪定・整理作業、林縁部で相変わらず多い投棄ゴミ拾いなどを行いました。
通常の緑地保全活動時には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真:幹径25cmx樹高6mほどの若いムクノキを処分しているところです。樹木の頭頂部が折れ曲がっていた事から萌芽する事を期待して伐採しました。伐採後に玉切りや枝払いなどしているところです。
※写真:ムクノキを伐採している様子です。
※写真:繁茂していたカナムグラの草刈および林縁部でのゴミ拾い、灌木類の剪定などしている様子です。
※写真:この活動時に現れた生きものです。順番に枝と植物の合間から顔を出した「ニホンカナヘビ」および休憩用のブルーシートに居座った「オオカマキリ」です。目と目の間にある3本の縦線の中央部が細く、「チョウセンカマキリ」は3本とも同じ太さです。最後の植物は秋に開花するスゲの仲間「ナキリスゲ」です。
今後も、年間活動予定表に基づき市内各所の雑木林で活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です。皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6316)まで連絡してください。
〔9月の活動予定〕20日(金)歴環下里、21日(土)午前・竹林公園/午後・向山樹林地、28日(土)南沢緑地
〔10月の活動予定〕4日(金)南沢樹林地、12日(土)午前・歴環小山/午後・歴環野火止、18日(金)南沢緑地、26日(土)南沢苗圃
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
※森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。