※『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。
日時:9月20日 9時~15時 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。更に、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、東村山市と東久留米市(下里6丁目)の市境を西から東へと流れる野火止用水沿いにある東京都管理の野火止用水歴史環境保全地域で行った緑地保全活動についてです。
この緑地は、東西350mx南北50mほどの細長い形をした緑地です。その東端には所沢街道と接する箇所に散策路の入口があります。今回は、その街道口から6~70m区間が植栽や立木の枝、ササ類などにより大繁茂状態だった事から立ち木や灌木類の伐採、剪定、草刈、整理作業を行いました。狭い散策路ですが、周辺部の障害物がなくなり安心して通過できるようになりました。
通常の緑地保全活動時には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真:散策路側へはみ出していたクマザサなどを刈取っているところです。中央部の踏み固まった轍沿いのギリギリまではみ出していました。散策の際に植物や枝が気にならないで歩くことができるようになりました。
※写真:作業の様子をまとめた写真です。
※写真:緑地では、竹の仲間のホテイチクが生育しています。竹類は地下茎が色々な方向に伸びて大繁茂します。それらを押さえるため50本以上間引いて、それらを整理している様子です。
※写真:以下は活動中に観察した昆虫です。最初がクモの仲間「ワキグロサツマノミダマシ」次がテントウムシの仲間「ダンダラテントウ」最後が多分今年最後の「ノコギリクワガタ」です。
今後も、年間活動予定表に基づき市内各所の雑木林で活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です。皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6316)まで連絡してください。
〔9月の活動予定〕21日(土)午前・竹林公園/午後・向山樹林地、28日(土)南沢緑地
〔10月の活動予定〕4日(金)南沢樹林地、12日(土)午前・歴環小山/午後・歴環野火止、18日(金)南沢緑地、26日(土)南沢苗圃
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
※森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。