東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。

日時:3月14日 9時~15時 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、東久留米市のほぼ中央部にあり、清らかな湧水で有名な東京都管理の南沢緑地保全地域(南沢3丁目)の南沢氷川神社参道沿いで行った緑地保全活動についてです。
主な活動は、緑地東側の南沢氷川神社参道沿いの野草保護のための弓型柵の更新作業およびその参道から緑地側に入った野草保護エリアでの弓型柵の更新および柵内のアズマネザサの刈込作業を実施しています。既に保護している「イチリンソウ」「ニリンソウ」が芽ばえていました。早ければ来月の10日過ぎには白い可憐な花を咲かせると思います。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真:南沢氷川神社の参道沿いで弓型柵を更新している様子です。既にニリンソウなどが芽ばえており踏みつけないように慎重に作業を進めました。

※写真:手分けして弓型柵用の部材を作っているところです。モウソウダケの伐採から始まって枝打ちと玉切り、更に割竹、節の除去と両端を尖らせて完成です。






※写真:今回の活動時に観察した生きもので順番に「クビキリギス」「ムラサキシジミ」「イチリンソウ」「ニリンソウ」です。最後の物は心ない輩が不法に投棄した「水耕栽培用土」と呼ばれるものです。わざわざこの自然豊かな場所に持ちこまれました。





〔3月の活動予定〕22日柳窪緑地、29日(土)午前・向山緑地/午後・南沢樹林地
〔4月の活動予定〕4日(金)午前・歴環小山/午後・歴環野火止、12日(土)午前・南沢緑地/午後・南沢苗圃、18日(金)南町緑地、26日(土)午前・氷川台緑地/午後・学芸大雑木林
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用
する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
※森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。