8月31日に確認した「さいかち窪のまぼろしの湧水」については、すでに当サイトにおいて広報しています。
第1弾でお知らせしたとおり、このさいかち窪では総雨量が一定量を超える頃、湧水が出現します。前回の2019年出現時は、10月に確認して12月頃に消滅しています。
今回は、同湧水が出現して以来ひと月を経たことから、再度「さいかち窪のまぼろしの湧水」の状態についてお知らせします。但し、さいかち窪周辺部におけるこのひと月間の降雨量は、気象庁所沢観測所で47㎜、同府中観測所で30㎜、国土交通省小平霊園観測所で13㎜(9月1日から4日間のデータ抜け有り)と殆ど降雨が記録されていない状態です。そのため、湧水で満たされていた窪地内は徐々に水位が下がり、流れ自体も弱くなったほか、窪地上流部南側の沢沿いでは流れがなくなりました。
9月7日から9月30日までのさいかち窪を含む市内各所の湧水ポイントや旧湧水地などの現状を紹介します。是非ご覧ください。
※写真:さいかち窪最下流部にある石橋から暗渠間までの様子です。湧水の流れや流量に勢いがなくなっている様子が分かるかと思います。
撮影日は左上から順番に9月30日、9月23日、9月15日、9月7日
※写真:さいかち窪中央部の左岸側から上流部の様子です。写真では減水したようには感じられませんが10㎝程度は水位が下がっています。
撮影日は左上から順番に9月30日、9月23日、9月15日、9月7日
※写真:最上流部にある雨水管開口部の様子です。上記撮影場所と同様に減水しているように見えませんがやはり10㎝程水位が下がっています。
撮影日は左上から順番に9月30日、9月23日、9月15日、9月7日
※写真:さいかち窪上流部の南側沢沿いの様子です。9月15日時点では流れがありましたが翌週には流れがなくなっていました。
撮影日は左上から順番に9月30日、9月23日、9月15日、9月7日
※写真:さいかち窪上流部の南側沢沿いの先にある雨水管開口部の様子です。まだ一定量の湧水はありますが沢を下るだけの水量がなくなったようです。
撮影日は左上から順番に9月30日、9月23日、9月15日、9月7日
※動画:9月30日さいかち窪右岸側中央部での上流部から下流部にかけての様子です。
※写真:9月30日時点の黒目川支流北原川源流部の様子。
※写真:9月30日時点の柳窪緑地内にある旧黒目川河川跡の様子。
※写真:9月30日時点の黒目川へ湧水を供給する「あがっと池」の様子。
※写真:9月30日時点の雨の多い年などに湧水が見られる小山子ノ神社下の旧湧水地の様子。
※写真:9月10日時点の金山厳島神社(まだ湧水が残っていたが翌週には消失)と門前弁財天(掘割の湧水は1週間程度で消失)の掘割の様子。
※2024年9月7日から9月30日東久留米市内にて撮影〔H.Shimo〕
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