いま、小中学生でもスマホやネットを利用する時代となりました。我が子もスマホを使っていて、親がこどものネット利用について細かく監視するのは難しい!!と日々悶々としています。
また、テレビではさまざまなSNSがらみのトラブルのニュースが連日報道されています。
そんなご時世だからこそ、こども自身がしっかりとネット利用の危険性など理解ておかないといけないのだろう、と、東久留米市主催の「かしこく使おう!ネットとスマホ」のzoom講座を親子で受講をしてみました!
講師は「一般社団法人ECネットワーク」の原田 由里氏。
とてもフレンドリーな口調で、画面越しにこどもたちに話しかけるように、よくある事例を出しながら「ネットリテラシー」について、わかりやすく教えてくださいました。
まず、ネットやスマホを安全に使うには
こども自身のネットリテラシーを上げる こと。
何も知らずにこどもがネットを利用するのは、騙されたり、被害にあったりしてしまう可能性があり、危険で怖いことですね。
ただ、ネットリテラシーって言葉、難しいですよね。
一番大事なのは「想像力を働かせること!」だそうです。
こうしたら→どうなるか?を想像してみる。
送信ボタン、購入ボタンなど、ポチッと押す前に「ほんとに押して大丈夫かな?これを押したらどういうリスクがでてくるかな?」と5秒間考えてみて。
例えば、
ライングループだから大丈夫!と思って送った写真が・・・
→ネットに流出していた。
Twitterに学校帰りの制服姿、近所のラーメン屋、飼い犬の写真など、を載せたら・・・
→自分の学校や家が特定されてしまった。(写真に載っている情報を組み合わせて、おおよその行動範囲がわかってしまう)
など、ありうるわけで、「ひょっとしたらこうなるかも?」という想像ができるかどうか?ということが大事だそうです。
また、
例えば、ライバー(ライブ配信をする人)の配信を毎日みていたら、
「毎日見にきてくれているね!ありがとう。よかったら名前教えて!」
と、直接ライバーに声をかけられ、嬉しくて舞い上がってしまい・・・
「どこに住んでるの?へー!偶然!僕は隣の街に住んでるんだよ。」
「何年生?どこの学校?」
など色々話をしている間に、個人情報まで聞き出されて、勝手に偽アカウントを作られていたという事例もあったそうです。
こういう場合は、自分の情報を言ったらどうなるか?という冷静な判断が必要になってくるのですね。
また、ゲーム課金、推し活、広告、などネットトラブルあるあるの話がもりだくさんで、こういう事例を知っておくことが「この先どうなるか?の想像力」に繋がるんだと思いました。
あとね。絶対これだけは知っておいて!という重要なことを一番最後に教えてくれました。
それは、
「裸の写真は絶対送ってはだめ!」ということです。 写真はどこでどう流出するかわからない、ということと、どんなに親しくなっても裸の写真を送ってほしいと言ってくる人は怪しい人だと思って間違いないでしょう。 あとで脅しのネタとして使われる可能性もあることです。
とにかくこれだけは絶対守ってね!!!と念を押して強調されていました。
恥ずかしい、見られたら嫌だなって写真は送らない!ということですね。 いろいろなタメになる話を聞かせてくださいましたが、これだけは絶対守らなくてはいけない重要なことは絶対に忘れないでほしいなと思いました。
こどもが、「自由」にスマホやネットを利用できる世の中です。
そんな世の中を生きているこどもたちに、学校でも情報リテラシー系の授業や出張講座などでこどもたちに教育をしてくれているようですが、さらに、このような講座を受講したり、家庭でのコミニュケーションの中などで、すこしづつこどものネットリテラシーが育っていくといいなとおもいます。
↓NHK for Schoolなどでも、スマホやネットトラブルの事例をストーリーでわかりやすく学べます。
NHK for School 〜リアルスマホストーリー〜
文部科学省 YouTubeチャンネル
運営委員 N.A
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