滝山住宅管理組合の理事会を務められている谷口純さんにインタビューを行いました。
谷口さんが所属されている滝山住宅管理組合とは、旧日本住宅公団が建設した滝山団地分譲住宅の敷地や共有物を管理する団地組合です。
活動を通して、谷口さんは自分たちの住む滝山団地の敷地や共有物だけでなく、そこに住む人たちにとって居心地のよい環境を作りたいと考えるようになりました。
2020年10月に「木間々な散歩路(きままなさんぽみち)」という団地居住者サークルの活動をスタートされました。
このサークルは、「木々に囲まれた滝山団地内の遊歩道や公園、空き地などを有効活用し、団地内をテーマパークのようにして楽しむこと」を目標とし、達成するために日々アイディアを出し合い、管理組合や居住者に働きかけを行う有志の会です。
『木間々な散歩路』というサークルの名前には、谷口さんの願いが詰まっています。
「木間々な散歩路」の活動のなかでも特に活発なのが、土日祭日に行っている「キッチンカー」イベントです。イタリアンランチに、ピザに、オムライスに、たこ焼きに、中華弁当に…種類豊富なキッチンカーが滝山団地を訪れます。
自然と人が集まり、食事をしながら楽しめるようにと、キッチンカーで購入した食べ物をすぐに食べることのできるスペースも用意されています。
キッチンカーの出店日は、Twitterの告知やチラシ配布を通して、お知らせしています。ぜひ行ってみてください。(記事の後半にURLあり)
他にも、「木間々絵画展」【絵画クラブに通っている子供たちの作品を展示】や「木間々なイラスト展」【東久留米市に縁のあるイラストレーターの方の作品を展示】、紙芝居、多肉ワークショップなど、様々な活動に力を注いでいます。
滝山団地を見渡すと、新しくなった登り滑り台が…子供たちがいつでも楽しく遊べるようにと一工夫。
イベント活動に参加された日には、せっかくの機会なので、新しくなった遊具を使って公園で遊んでみてください。
どの活動も「滝山団地を活性化させたい」という谷口さんの熱意が込められています。
20年後も30年後も、緑豊かなこの地に変わらず住むことができるように、今できることに全力で取り組みたい!
何か自分でできることで地域に残していきたい!・・・その思いが活動をしていく原動力になっているそうです。
「今後は滝山団地に住む人だけではなく、この地域に住む人にとって住みやすい地域にすること、この地域から離れた人が再び帰ってきたいと思える地域にすることを目指し、活動に取り組んでいきたい」と思いを伝えてくれました。
「木間々な散歩路」の活動は、こちらのTwitterをご参考に。
くるくるチャンネルでも引き続き、応援・発信していきたいと思います。ありがとうございました!
運営委員S、ボランティアO
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